ミャンマーは狂犬病のリスクが高い? 必要な予防接種や対処法も紹介

生活基本 生活基本 2019年02月26日


ミャンマーは狂犬病のリスクが高い? 必要な予防接種や対処法も紹介,生活基本

 

ミャンマーでは狂犬病のリスクが高いと言われています。世界で狂犬病による死亡者数は毎年5万5000人ほどであり、ミャンマー国内でも1000人〜1200人ほどが死亡しています。ミャンマーでは首都ヤンゴンも含め、狂犬病は気をつけるべき病気のひとつです。そこで今回はミャンマーの狂犬病の現状や、狂犬病の対策を紹介します。


 

ミャンマーの狂犬病の現状

 

ミャンマーでは狂犬病が数多く発生しています。中国やインド、バングラデシュなどと並び世界で最も狂犬病の発生数が多い地域として知られています。ミャンマーには犬が約350万頭〜約400万頭いますが、予防接種率はわずか1%の3万5000頭〜4万頭ほどです。ミャンマーでは犬に噛まれる事例が毎年6万件ほど発生し、老人や子どもを中心に毎年1000人が狂犬病に罹患しています。狂犬病の罹患者数と死亡者数がほぼ変わらないことからも分かるように狂犬病は発症すると致死率がほぼ100%です。ミャンマー政府は狂犬病の発生を抑える政策を行なっていますが、現状はあまり改善されていません。

 

 

狂犬病への対策

 

狂犬病への対策としては犬に噛まれないようにすることが最も大切です。昼間には大人しく道路で寝ている野犬が夜になると活発化します。野犬にはそれぞれ縄張りがあるため、その縄張りに入ってしまうと威嚇され噛みつかれる事があります。噛まれないようにするためには夜間はあまり出歩かず、夜間に移動しなければならない場合には自動車やタクシーなどを利用することをおすすめします。夜間に犬の縄張りを歩いて移動しなくてはならない場合には竹棒を持ち歩くことも有効な対策です。

 

予防接種

狂犬病の発症率や重症化を防ぐためには予防接種が有効です。日本からの出発前に狂犬病の予防接種を国産のワクチンで済ませたい場合には合計半年以上かけて3回に分けて接種する必要があります。出発までにあまり時間が無い場合には28日間で3回に分けて接種する輸入ワクチンで予防接種を済ませるのがおすすめです。ミャンマー国内で予防接種を行いたい場合には国内の総合病院へと行き、輸入ワクチンで予防接種する必要があります。

 

万が一噛まれたら

万が一、噛まれた場合には即座に病院へと行き、接種を行う必要があります。接種の間隔は噛まれる前に予防接種を行なったかどうかで分かれます。世界標準のWHO法では噛まれた即日、3日後 、1週間後、2週間後、1ヶ月後と間隔を分けて接種します。あらかじめ予防接種をしている人は噛まれた即日と3日後に接種をすれば大丈夫だと言われています。

 

 

予防接種や万が一の時に日本人におすすめの病院

 

ではミャンマーで実際に犬に噛まれたらどこへ行けばいいのでしょうか? ミャンマー滞在の日本人の大半が住むミャンマーの経済的な首都であるヤンゴンで日本人にもおすすめの病院を紹介します。

 

ミャットモン東京クリニック(Myat Mon Tokyo Clinic)

「ミャットモン東京クリニック(Myat Mon Tokyo Clinic)」は日本語での診療が可能な完全予約制のクリニックです。日本語対応可能な院長のほか、各科ごとの専門医も勤務しています。また、日本語デスクもあり、日本人が常駐しています。予約から支払いまで全て日本語で対応してくれるため、日本人にはかなり安心のクリニックです。狂犬病の予防接種も行なっているため、日本語で安心して予防接種を受けたい人にはおすすめです。

 

詳細情報

 

ヤンゴン総合病院(Yangon General Hospital)

「ヤンゴン総合病院(Yangon General Hospital)」はミャンマーで最大規模の病院です。赤煉瓦に黄色の装飾を施したビクトリア様式の病院であり、ベッド数は1500床を超えます。ミャンマー最大規模の公立病院ということもあり、勤務する医師もミャンマーでトップクラスの精鋭が集まっています。狂犬病の専用病室もあるほか、狂犬病用のワクチンも豊富にあるため、万が一の時におすすめです。

 

詳細情報

  • 住所:Lanmadaw 11131, Yangon, Yangon Division, Myanmar
  • 電話番号:01 256 112
  • 診療科:心臓内科、心臓外科、胸部内科、胸部外科、神経内科、神経外科、消化器科、肝臓科、血液内科、整形・口腔外科、放射線科、核医学科、物療医学・リハビリテーション科、皮膚科、腎臓科、重症治療ユニット、特別皮膚クリニック、糖尿病科・内分泌腺クリニック、歯科クリニック、精神医学、重度熱傷治療ユニット、癲癇治療ユニット、破傷風・狂犬病病室、ペイントリートメントセンター
  • 診療時間:24時間営業
  • HP:http://yghhealthcare.org/our-services/


 

まとめ

 

今回はミャンマーの狂犬病の現状やその対策法について紹介しました。狂犬病は発症後の致死率がとても高いため、犬に噛まれないようにする事が大切です。また、万が一噛まれてしまった場合には適切な処置を施す事が大切です。ミャンマーでは犬には気をつけて生活するようにしましょう。

 

※この記事に記載されている情報は2018年11月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。

 

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