アウンサンスーチー氏の住んでいた家を調査|実はかなりの豪邸??
観光 2019年03月21日
アウンサンスーチー氏が軟禁されていたというニュースを誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか? 実はアウンサンスーチー氏の自宅は空港からもすぐ近くの場所にあります。
アウンサンスーチー氏ってどんな人?
アウンサンスーチー氏は、ミャンマーを独立へと導いた「建国の父」ともいえる、アウン・サン将軍の娘です。アウンサン将軍はアウンサンスーチー氏がわずか2歳の時(1947年)に暗殺されてしまったため、アウンサンスーチー氏は長い間外国で暮らしていました。
アウンサン将軍の死後、1948年〜1980年代ごろまでミャンマーは軍事政権が続きますが、1980年代後半から民主化運動がミャンマーでは行われました。その民主化運動に参加していたのが、アウンサンスーチー氏です。
しかし、アウンサンスーチー氏が唱える民主化運動は軍事政権の幹部にとっては喜ばしいものではなく、アウンサンスーチー氏は約14年にわたる自宅軟禁生活を余儀なくされたのでした。
1990年、ミャンマーではアウンサンスーチー氏率いる民主化政党「国民民主連盟(NLD)」が総選挙で圧勝するものの、軟禁生活は続きました。
アウンサンスーチー氏が解放されたのは2010年のことです。その後、2011年にはテイン・セイン大統領率いる新政権が発足し、民政移管(政権が軍事政権から民間に渡ること)が実現。
2012年にはアウンサンスーチー氏率いる民主化政党「国民民主連盟(NLD)」が45議席中43議席を獲得するに至ったのです。
アウンサンスーチー氏が住んでいた家はどんな家?
アウンサンスーチー氏が軟禁されていた家はミャンマー・ヤンゴンのインヤー湖のすぐ近くにあります。
家の門は厳重に閉まっている上、門の周りには警備員が常にいるので中を見ることはできません。この家はアウンサンスーチー氏の父であるアウンサン将軍によって建てられたこともあり、門の上には将軍の写真が飾ってあります。
土地の広さは5000坪ほどあるといわれており、塀の長さは100メートル以上に及びます。
Google Mapの航空写真を見ると、その広さが分かります。
まとめ
アウンサンスーチー氏の家の中は一般には公開されていないため、入ることはできませんが、ヤンゴンではちょっとした観光地になっています。ヤンゴンを訪れた方はぜひ、一度訪れてみてはいかがでしょうか?
※この記事に記載されている情報は2018年11月のものです。本記事に記載されている情報は予告なしに変更される場合がございますが、ご了承ください。