ミャンマーの運輸業界、燃料危機により機能不全に

社会 社会 2022年06月08日(水)10時35分 公開


ミャンマーの運輸業界、燃料危機により機能不全に

<写真:The Irrawaddy>

 

サービス・プロバイダによると、ミャンマーの運輸業界は、燃料危機により機能不全に陥っている。

 

現在、ミャンマーでは政権による規制で燃料が不足し、ガソリン1リットルが3000チャット(約216円)に達しており、価格が高騰している。

 

貨物輸送業者は「最近貨物が不足しており、ビジネスが停滞している。燃料価格が上昇し、消費者に影響が出ている。クーデター以来、ビジネスが停滞しており、燃料価格が高騰しているので、すぐにビジネスが止まってしまうだろう。」と述べた。

 

昨年2月にクーデターが発生して以来、国内では衝突が発生し、軍事政権が供給路を封鎖するなど、運輸業界は混乱に見舞われている。

 

ヤンゴンやマンダレーを含め、燃料価格の上昇や供給量の制限が、業界にとって打撃となっているという。

 

3月、サガインとマグウェ地方域の一部のサービス業者が、燃料価格の高騰と連日の衝突から営業を停止した。

 

ヤンゴンとバゴー管区を結ぶバスを運行するミャンマー・トレード・センターは、先週赤字経営が続いているとして、運行を停止することを発表した。

 

ヤンゴンのタクシー運転手は「物価の上昇に伴い、定期的にタクシーを使用していた人がバスに乗り換えている。燃料の価格が高騰し、給油も難しくなっており、ガソリンを満タンにするためにいくつもの給油所を車で回らなければならない。」と話す。

 

また、「収入が50%以上減少し、タクシーのレンタル料を払えないこともあり、家族を養うのに苦労している。最近、車を所有者に返却して別の仕事を探しているが、簡単ではない。」と続けた。

 

チャリティ団体についても苦労しており、中国との国境にあるシャン州ムセの慈善事業担当者は、ガソリンが1リットルあたり2600チャット(約187円)以上で在庫も少なく、マンダレーまで患者を搬送する費用がほぼ倍に値上がりしていることから、事業を停止するか検討しているという。

 

 

 

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