ミャンマー国軍:鍋たたきで軍政に抗議すれば反逆罪の可能性も

社会 社会 2022年01月26日(水)13時10分 公開


ミャンマー国軍:鍋たたきで軍政に抗議すれば反逆罪の可能性も

クーデター発生後から1年を目前とした25日、ミャンマー国軍は市民に対して鍋やプライパンなどの金物を一斉に叩いて音を鳴らす方法で軍政に抗議する場合、反逆罪が科される可能性があると警告した。

 

昨年2月1日、ミャンマー国軍はアウン・サン・スー・チー国家顧問を拘束し、ミン・アウン・フライン最高司令官に政権が移譲されたとして権を奪取したことを発表。

これにより経済状況が悪化し、国軍による統治に抗議したとしてこれまでに民間人1500人近くが取り締まりにより死亡した。

 

ミャンマー国内では、今も多くの地域で軍事政権に抗議する人民防衛軍(PDF)と国軍の衝突が発生している。

5月には民主派が発足させた「国民統一政府(NUG)」とその「国民防衛軍(PDF)」、アウンサンスーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)の議員らが設立した「連邦議会代表委員会(CRPH)」について、国軍はテロ組織に指定したことを発表していた。

 

25日に発表された国軍の声明では、PDFやNUGが市民に対して鍋やフライパンを叩いたり、クラクションを鳴らしたり、沈黙のストライキをして抗議の意を示すことを奨励していたと述べた。

国軍は、そのような騒音を伴う抗議に関わった者やプロパガンダを拡散した者は反テロ法違反や扇動容疑になると続けた。

 

ミャンマーでは、調理器具を打ち鳴らして悪霊を追い払う儀式があり、クーデター後は国軍を悪霊に見立てて鍋などを叩いて抗議の意を示している。

また、12月には世界人権デーに合わせ、国内で商店がシャッターを下ろし、外出を控える沈黙のストライキが行われていた。

 

 

 

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