シンガポール首相:ASEAN会議からミャンマー国軍排除するべき

政治・経済 政治・経済 2022年01月17日(月)10時34分 公開


シンガポール首相:ASEAN会議からミャンマー国軍排除するべき

14日、シンガポールのリー・シェンロン首相は、今年ASEAN議長国を務めるカンボジアのフンセン首相とオンライン会談を行い、昨年4月の臨時首脳会議で合意した暴力停止などを含む「5つのコンセンサス」について進展が見られないとし、ミャンマー国軍がこれを履行しない限りASEAN会議から排除するべきだと訴えた。

 

また、カンボジアは議長国としてミャンマー情勢に全当事者を関与させる必要があると強調。

ASEANは引き続き会議にミャンマーの「非政治的な代表者」を招くべきだとし、これを変更するいかなる決定も事実に基づく必要があるとした。

 

フンセン首相は7〜8日にミャンマーを訪問し、ミン・アウン・フライン総司令官と会談を行った。

これについて、マレーシアのサイフディン外相は、ASEAN議長国の首脳としてミャンマー訪問は避けるべきだったと批判。

ミン・アウン・フライン総司令官と会談を行ったことから、国軍による統治を容認したと受け止められかねないと懸念を示していた。

 

リー・シェンロン首相については、フンセン首相に対し、ミャンマーとのいかなる対話にも「全ての当事者」を入れるべきだと強調し、アウン・サン・スー・チー氏が率いる国民民主連盟(NLD)も含まれるとした。

 

一方で、ラオスとベトナムはフンセン首相の仲介努力を評価。

8〜10日にラオスのパンカム首相がベトナムを訪問し、チン首相と会談をした際、両首脳はフンセン首相のミャンマー訪問を支持することで一致したという。

 

また、昨年4月の臨時首脳会議で合意した「暴力を即時停止し、全当事者が最大限自制」「全当事者が平和的解決に向け対話を開始」「対話促進に向け、ASEANが特使を派遣」「ASEANによる人道支援の提供」「特使のミャンマーの全当事者と面会」について、両首脳は特に暴力の停止と人道支援でのフンセン首相の役割を評価したという。

フン・セン首相との会談後、ミン・アウン・フライン総司令官は、今年末まで全少数民族武装勢力との停戦宣言を延長すると一方的に表明していた。
 

 

 

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