ミャンマー国軍、女性や子供など30人以上殺害か 車ごと焼かれた状態で発見

社会 社会 2021年12月27日 11時59分 公開


ミャンマー国軍、女性や子供など30人以上殺害か 車ごと焼かれた状態で発見

<写真:Myanmar NOW>


ミャンマー中部のカヤー州で、少数民族の集落の住民30人余りの遺体が車ごと焼かれた状態で見つかる事件が発生した。

複数メディアが報じた。

 

ミャンマーの地元メディアは、24日に同少数民族の集落・プルソ郡区に住む35人が国軍兵士に殺害されたと報じた。

遺体はトラックの荷台に積まれた後に火をつけられ、車両ごと激しく焼けた状態で発見されたという。

 

同地域では国軍と、それに反発する少数民族の武装勢力との間で激しい戦闘が続いている。

この事件について、武装勢力と国軍の主張は異なっており、武装勢力側は犠牲者の多くが戦闘に参加していない女性や子供で、軍が戦闘から逃れようとした住民を殺害したと非難している。

一方で、国軍側は武装勢力の兵士を銃撃戦の末に殺害したと主張をしている。

 

25日、国軍は民間人殺害疑惑に対するAP通信などの取材要求には応じず、官営メディアを通じてカヤー州で国軍と抵抗する少数民族武装勢力の衝突があったとだけ報じた。

また、抵抗勢力に加担する疑わしい車両が国軍の停止命令に応じず、車両7台を破壊したと付け加えた。

 

国際救護団体「セーブ・ザ・チルドレン」は、声明を通じて故郷へ向かっていたミャンマーの現地職員2人が巻き揉まれて行方不明になったとし、職員の個人車両が攻撃により全焼したのを確認したと明かしている。

 

ミャンマーでは今月7日にも中部のサガイン地域で10代や障がい者を含む住民11人が焼かれた状態で見つかる事件が発生していた。

 少数民族の支配する地域では、戦闘が激化したことから、12月に入って住民数千人以上が国境を越えてタイ側に避難するなど緊張が高まっている。

 

 

 

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