パスポート料金2倍も連日何百人もが申請、国外脱出で ヤンゴン

社会 社会 2021年12月20日 11時29分 公開


パスポート料金2倍も連日何百人もが申請、国外脱出で ヤンゴン

<写真:Mizzima>

 

新型コロナウイルスにより閉鎖していたヤンゴンのヤンキン旅券事務所(Yankin Passport Office)が9月13日から再開して以来、毎日数百人がパスポート申請に訪れているという。

ミジマ(Mizzima)が報じた。

 

これまで、同事務所には1日10人程度しかパスポート申請をしていなかったものの、新型コロナウイルス感染やクーデターにより、平日に何百人もの人が列を作っているという。

パスポートの料金は通常の2倍で、ブローカーを通じた申請のみとなるという。

 

以前、パスポートの料金はわずか3万5000チャット(約2200円)だったものの、現在は約7万5000チャット(約4750円)に上昇している。

しかし、料金の上昇にも関わらず、国外脱出を望む人が後を断たないという。

 

パスポート申請のために並んでいた女性(大学4年生)は、「学期終了間近に新型コロナウイルスで学校が閉鎖になったが、国軍が政権を掌握してから大学は新常態の学習システムで教育を継続しようとしていた。最悪な教育システムの学校には戻りたくないので将来のために海外の学校へ行き、パートタイムの仕事をする。」と話した。

現在、オミクロン株が流行しつつあり、各国への入国が制限される中、ほとんどがシンガポール、日本、韓国、ドバイ、アメリカなどへ国に行く準備をしていると続けた。

外国で学校に通う若者もいれば、働く人もいるとしている。

 

報道によると、他の国が受け入れを許可すれば、何千人もがミャンマーを出国するとされており、中には不法に出国をしようとした何百人もの人が逮捕されているという。

 

国際労働機関(ILO)によると、ミャンマーでは2021年上半期に25万人超が失業したとされている。

また、解雇されていない労働者についても、勤務時間の短縮や残業手当の未払いなどで、収入が減少。

 

4月には、国連がミャンマーでは2022年までに最大1200万人が貧困に陥る恐れがあると警告していた。

 

 

 

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