拘束されていた現地カメラマンが死亡、拷問か ミャンマー
社会 2021年12月15日 10時24分 公開

<写真:Unsplash>
ミャンマーの治安当局が拘束していたカメラマンのソーナイン氏が死亡したことが14日に明らかになった。
同氏は、10日に市民が国軍に抗議の意志を示すため行った「沈黙のストライキ」を取材し、別のカメラマンとともに拘束された。
現地ジャーナリストによると、同氏は外国通信社などに撮影した写真を提供していたという。
これまでのところ、死因や経緯などは明らかになっていないない。
一方で、治安当局が市民らに拷問を加えているとされる拷問センターで死亡したとの報道や、国際ジャーナリスト組織「国境なき記者団」が4日間の拘束の後、国軍による暴力で死亡したと指摘していることから、当局が拷問を加えていた可能性があるとされている。
2月にクーデターが発生して以来、権力を握った国軍は自らに批判的なメディアやジャーナリストを弾圧している。
国軍はデモの現場で記者を拘束したり、治安部隊が自宅を襲撃して連れ去ったりしており、これまでにアメリカ人記者やポーランド人記者、日本人記者など外国人の記者も拘束されていた。
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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