ミャンマー、チャット兌換を30日以内に短縮し通貨安定図る

政治・経済 政治・経済 2021年10月08日(金)10時23分 公開


ミャンマー、チャット兌換を30日以内に短縮し通貨安定図る

<写真:Eleven>

 

ミャンマー中央銀行によると、軍事政権に指名されている当局は、通貨危機に対処するため、チャットを安定させて変動を制御する取り組みを進めているという。

経済の低迷は2月のクーデター以来続いており、9月には対米ドルのチャットの価値は暴落し、食料と燃料の価格が上昇している。

 

ミャンマー中央銀行のWin Thaw副総裁は、ロイター通信に対し、輸出業者に対し、輸出代金として得た外貨を30日以内にチャットへの兌換(だかん)を義務付ける通達を10月3日に発行したとし、チャットの供給を増加させ為替レートを下げるのに役立っていると話した。

以前、ミャンマーではチャットの兌換期限は4ヶ月以内とされており、今回の通達により大幅に短縮された。

この通達では、30日以内に輸出代金として得た外貨を外国為替公認銀行に市場価格で売却しなければならず、外国為替公認銀行以外の個人や団体への転売は禁止されるという。

 

ミャンマーは外貨準備の水準を明らかにしていないが、世界銀行のデータによると、2020年末では76億7000万ドル(約6880億円)だったという。

先週、国軍はこの経済問題について、「外的要因」と新型コロナウイルスの影響によるものだと述べた。

国軍のZaw Min Tun報道官は、中央銀行がドルに対する需要を満たしていなかったと話した。

 

Win Thaw副総裁は、「輸出収入が増加すればドル価格は二度と上昇しない。ドルは徐々に下落し通常の水準に戻るだろう。」と話した。

 

ミャンマーチャットの対米ドルレートは、クーデターが発生する前の1月までは1ドル1300チャット台で推移していたものの、その後の政情不安を受けて下落。

9月上旬、銀行の換金レートは1ドル1695チャットだったものの、9月28日には1ドル約2700チャットに急下落。

 

当局によると、今週は1ドル2200〜2300チャットになるという。

 

 

 

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