マレーシア、ASEANからミャンマー排除を提案

政治・経済 政治・経済 2021年10月06日 10時39分 公開


マレーシア、ASEANからミャンマー排除を提案

<写真:The Irrawaddy>

 

4日、東南アジア諸国連合(ASEAN)はオンラインでの外相会議を開催した。

この会議にはミャンマー代表も出席しており、その中でマレーシアの外相がミャンマーの除外について言及した。

 

マレーシアのサイフディン・アブドゥッラー外相は、ASEAN加盟国の不満を表明し、ミャンマー国内の危機を解決するためのASEANの取組みに協力しなかった場合には、今月26日から予定されているASEAN首脳会議へミン・アウン・フライン国軍司令官の参加を認めず、排除する可能性があると警告。

会談後、マレーシアの外相は「本日の外相会議でミャンマー当局がASEAN議長国特使に虚力しなかったことに失望している。今後進展がなければ10月26日から開催されるASEAN首脳会議への出席は難しくなるだろう。」とツイッター(Twitter)に投稿した。

 

また、マレーシアと同様にミャンマーに対して厳しい立場をとり続けているインドネシアについても、ルトノ・マルスディ外相が「ASEAN特使の活動に肯定的に応じようとしないミャンマーには、もはや加盟国からは通常の対応をとるべきでないとの意見もある」と述べている。

 

2021年の議長国であるブルネイのエルワン・ユソフ第2外相は、8月に使節に任命されたものの、軍事政権は未だ同外相の訪問を承認していない。

 

4月、ミャンマー側はASEAN側が要求したスーチー氏の即時解放に合意できず、ミャンマーの情勢を落ち着かせて平和的な解決に導くため、5つの点において合意していた。

議会後に公表された声明によると、合意に至ったのは「暴力を即時停止し、全当事者が最大限自制」「全当事者が平和的解決に向け対話を開始」「対話促進に向け、ASEANが特使を派遣」「ASEANによる人道支援の提供」「特使はミャンマーの全当事者と面会」の5つの事項。

しかし、この5項目については実質、何も進展は見られず膠着状態が続いている。

 

9月中、ミャンマーでは幼児や70代の高齢者4人を含む少なくとも民間人99人が国軍により殺害されており、2月にクーデターが発生して以来殺害された人は1100人を超えるという。
 

 

 

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