ミャンマー国軍:薬草を用いた新型コロナワクチンの製造を指示

社会 社会 2021年09月06日 10時07分 公開


ミャンマー国軍:薬草を用いた新型コロナワクチンの製造を指示

<写真:Mizzima>

 

ミャンマー国軍は、東南アジアで伝統的に感染症対策に用いられてきた薬草のセンシンレンを使用した新型コロナウイルスのワクチン製造に関心を向けているという。

ミジマ(Mizzima)が報じた。

ミン・アウン・フライン総司令官は、現在使用しているワクチンを購入しなければならない場合、国は貧困に陥るとした。

 

軍事政権に指名されている保健大臣と呼ばれるThet Khaing Win氏は、センシンレンを用いた新型コロナウイルスのワクチン製造を行うよう科学者らに指示をしたという。

センシンレンはキツネノマゴ科の一年草で、インドやスリランカが原産地のハーブだ。

ミャンマーやタイなどの東南アジアでも古来、流行風邪などの感染症の特効薬としても使用されてきた。

 

Thet Khaing Win氏は、このような伝統的に用いられている薬草は新型コロナウイルスにも使用するべきだとしている。

さらに、同氏はこのワクチンが有効である場合、大量のセンシンレンを栽培するための指示も行なったという。

 

ミン・アウン・フライン総司令官はまた、ミャンマーが人口5000万人分のワクチンを購入すれば貧困に陥るとし、伝統医学を用いた新型コロナウイルスのワクチン製造についても指示をしたという。
 

 

 

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