ミャンマー:新型コロナ治療の病床不足に

社会 社会 2021年07月09日(金)12時01分 公開


ミャンマー:新型コロナ治療の病床不足に

<写真:The Irrawaddy>

 

ヤンゴンを含むミャンマー国内の複数の病院や新型コロナウイルスの治療施設では、病床不足により、患者に自宅療養を求めているという。

イラワジ(The Irrawaddy)が報じた。

 

ヤンゴンのタムウェ(Tamwe)で救急搬送サービスのボランティアをする人によると、病院やクリニックは、病床不足から新型コロナ患者の受け入れを拒否しており、病院へ搬送した患者を家に送り戻していると話した。

 

軍政下の保健スポーツ省の新興感染症疫学ユニットのKhin Khin Gyi博士は、フェイスブック(Facebook)上で、公立病院には患者を受け入れるための病床が不足しているという内容を投稿した。

Khin Khin Gyi博士は患者に対し、当局が病床を手配できるよう、町の保健局に報告するよう要請した。

また、患者の重症度に応じて通常の隔離施設や医療用酸素を備えた隔離施設、病院で治療されるとし、在宅の患者は死亡するリスクが高くなるとしている。

 

現在、ヤンゴンやその他の都市では、当局は軽症の患者に対して自宅に待機するよう要請しているという。

マンダレーでボランティアをする人は、新型コロナ患者の数と病床数には大きな差があり、軽症の患者には処方箋が与えられ、自宅に待機するよう要請されていると述べた。

 

一方で、国軍系病院でも医師や医薬品が不足し、軍人やその親族のみにしか治療を行なっていないという。

新型コロナに感染し、国軍系病院へ搬送された女性によると、病院に到着した際に治療を断られたという。
しかし、女性の親族には軍当局者と親しい人がいたため、助けを求めたという。

 

現在、国内では多数の新型コロナ患者が自宅で待機しており、医療用酸素の供給も不足しているという。

このことについて、医療用酸素を提供するボランティアグループは、需要に供給が追いついていないとしている。

 

 

 

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