総選挙の結果受け入れず、野党が不正主張で選挙やり直し訴え

社会 社会 2020年11月12日 16時06分 公開


総選挙の結果受け入れず、野党が不正主張で選挙やり直し訴え

<写真:Myanmer Times>

 

ミャンマーで行われた総選挙について、ミャンマーの最大野党で国軍系の連邦団結発展党(USDP)は選挙の結果を受け入れないという声明を表明し、選挙のやり直しを求めた。

選挙の運営で不正があったと指摘している。

 

USDPは、新型コロナウイルスによる選挙活動の制限から投票の延期を求めていた。

声明を通じて、二重投票や死者の名前での投票、高齢者に認められている在宅投票において職員がNLDへの投票を呼びかけたなどと非難した。

しかし、日本を含む海外から派遣された選挙監視団は投開票はおおむね問題なく行われたとしており、NLDの報道担当者は証拠を示すべきだと反論している。

 

11日の時点では両院249議席が確定しており、NLDは209、USDPは18を獲得している。

10日、アウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相率いる与党・国民民主連盟(NLD)の報道官は、日本経済新聞に対し、獲得議席は2015年に行われた総選挙で得た390席を上回る見通しだとして、両院の合計獲得数で過半数を守ったと伝えている。

 

 

 

関連記事

[© poste-mm.com 2018-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
POSTE LINE