ミャンマー国内5ヶ所目コロナ検査施設、7月に検査開始へ
社会 2020年06月23日 00時00分 公開

<写真:Myammer NOW>
7月初めから、シャン州タウンジーの新型コロナウイルス研究所で、新たに新型コロナウイルス検査が実施されるという。国内5ヶ所目となる新型コロナウイルス感染症の検査施設となる。
また、マンダレーでは、新たに公衆衛生研究所(PHL)の建設が進んでいるという。
シャン州南部の公衆衛生局のThuzar Chit副局長は、7月初めにタウンジーで新型コロナウイルスの最初の検査を開始する予定だと話した。
しかし、この検査はラーショー在住の人々を対象にしたものだとThuzar副局長は述べた。
また、Thuzar副局長は、タウンジーの新型コロナウイルス研究所では、毎日300もの検査を実施できるようになると付け加えた。
一方、マンダレーでは、66番通りと35番通りに新たな国際標準研究所となる公衆衛生研究所(PHL)が建設されているという。
19日には研究所の起工式が行われ、式にはマンダレー管区首相が出席したとされる。
マンダレーの公衆衛生研究所(PHL)の建設期間は、最低3ヶ月は要する見込みだ。
マンダレーに新たに建設される公衆衛生研究所(PHL)では新型コロナウイルスだけでなく、その他の疾患も検査できるようなる見込みで、ミャンマー北部に対する支援の強化に繋がるという。
研究所の建設には、マンダレー都市開発基金調達委員会が資金提供しているという。
現在、ミャンマー国内での新型コロナウイルスの検査は、マンダレー公衆衛生研究所(PHL)、ヤンゴンの国立衛生研究所(NHL)、モーラミャインの公衆衛生研究所(PHL)、ネピドーのネピドー第2軍100床病院で実施されている。
マンダレー公衆衛生研究所(PHL)では今月1日に、モーラミャインの公衆衛生研究所(PHL)では今月4日にそれぞれ新型コロナウイルスの検査を開始した。
両研究所では、1日あたり100〜200ものサンプルを採取し、検査を実施しているという。
5月20日以降、ミャンマーでは合計約5万8000人が新型コロナウイルスの検査が初めて実施したとされる。
6月23日時点で、ミャンマー国内で確認された新型コロナウイルス感染者数は、計290人となっている。
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