キリスト教徒はコロナ免疫ある、ミャンマー国内最大のクラスター発生の教会牧師を逮捕

社会 社会 2020年05月23日 00時00分 公開


キリスト教徒はコロナ免疫ある、ミャンマー国内最大のクラスター発生の教会牧師を逮捕

<写真:The Irrawaddy紙>

 

ミャンマー最大の都市ヤンゴンで新型コロナウイルスに伴う外出規制が強まる中、集会を開き80名以上の感染者と2名の死者を出した教会の牧師2人が自然災害管理法のもと20日逮捕された。

逮捕されたのはカナダ国籍を持つSaw David Lah容疑者とミャンマー人のSaw Kwae Wah容疑者で、ヤンゴンで裁判所に出廷したのち、インセイン刑務所に収容されたという。

 

容疑者らは3月下旬と4月上旬に集会を開き、80名以上の感染者が出る事態となりミャンマー国内最大規模のクラスターとなった。

 

集会でSaw David Lah容疑者は、キリスト教徒には新型コロナウイルスに対する免疫があるとし、「神の説教を聞けば、ウイルスはあなたのもとによって来ることはない。イエス・キリストの魂と共にそれを宣言する。」と真偽が確かではない説教を行っていた。

 

Saw David Lah容疑者自身も新型コロナウイルスへの感染が確認され、4月下旬に回復したのち退院していた。

有罪となれば最大3年の禁固刑または罰金刑に処される可能性があるという。

 

ヤンゴン管区の新型コロナウイルス緊急対策委員会はSaw David Lah容疑者とSaw Kwae Wah容疑者、そのほか2人の協力者の合計4人を提訴している。

 

Saw David Lah容疑者とSaw Kwae Wah容疑者は隔離期間を終えた5月20日に逮捕され、残りの2人は依然として隔離または入院しているという。

 

 

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

 

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