ヤンゴン、マスク着用を義務化 違反者には6ヶ月の禁固刑も
生活 2020年05月13日 00時00分 公開

<写真:irrawaddy.com>
新型コロナウイルスの感染拡大を防止する新たな対策として、ミャンマー当局が5月13日から外出時のマスク着用を義務づけることを発表した。
当局によると、マスクを着用せずに外出した場合、罰金刑や最長6ヶ月の禁固刑が科されるという。
12日午前の時点で、ミャンマーで確認されている新型コロナウイルス感染者は180人で、死者は6人にのぼっている。国内の感染者の145人がヤンゴンで確認されている。
マスクの着用の義務化はヤンゴン地域の新型コロナウイルス感染症予防・対策委員会が11日に発表したもので、44郡区全てで適用されるという。
これに違反した場合、感染症予防対策法に基づき法的措置が講じられるという。
今回のマスク着用義務付けの期間は当面とされている。
法律によると、当局の決定に違反した場合、裁判所の判決により、5000〜5万チャットの罰金または最長6ヶ月の禁固刑が適用されるという。
また、今回の発表では、保健・スポーツ省の例外を除き原則5人以上で集まることを禁止する措置の延長も発表された。
ヤンゴン地域政府のナイン・ガン・リン社会問題相は、Irrawaddy紙の取材に対して、マスク着用の義務付けは多くの企業や工場が営業を再開する中、さらなる感染拡大を防ぐための予防措置だとしている。
ヤンゴンだけでなく、マンダレーやエーヤワディ地域でも同様のマスク着用を義務付ける措置が発表されている。
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