ミャンマー保健当局、デング熱に警戒呼びかける

生活 生活 2020年05月04日 00時00分 公開


ミャンマー保健当局、デング熱に警戒呼びかける

マンダレー管区の保健局のTint Wai氏によると、マンダレーでは新型コロナウイルスに加え、デング熱に対しても警戒態勢にあるという。ミャンマータイムズ紙(電子版)が報じた。

中でも、Myingyan郡区が最もデング熱の感染率が高いという。

 

 

新型コロナウイルスの感染予防を行うだけでなく、デング熱に対しても、水の溜まりやすい物の処分や、水の溜まりやすい場所の清掃、睡眠時の蚊帳の使用など、予防策をしなければならないとTint Wai氏は話した。

 

さらに、蚊は家の中にいることが多く、新型コロナウイルスの感染拡大で家で過ごす人が多いため、蚊に刺される確率が必然的に高くなるとTint Wai氏は指摘している。

 

Tint Wai氏によると、家で過ごす人が多いことが原因で、今年のデング熱の感染率は高くなるという。

 

今年1月〜4月までで、マンダレーでは296人がデング熱に感染している。死者はこれまでのところ確認されていない。

 

先月、国立衛生研究所の職員は、5月にインフルエンザの流行が始まった際に、全ての病院はインフルエンザの症状がある患者を新型コロナウイルスに感染している疑いのある患者として扱い、検体を採取し、検査を行うと明らかにしていた。

 

新型コロナウイルスの症状とデング熱やインフルエンザの症状には咳、嘔吐、倦怠感など似ている部分があるという。

 

ミャンマーでは毎年、2万人〜4万人がデング熱に感染し、数百人単位の死者が出るという。

2019年の統計によると、同年、マンダレー管区では2600人がデング熱に感染し、7人が死亡した。

 

 

 

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

 

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