ミャンマー:外国人に対する全てのビザ発給停止
社会 2020年03月29日 00時00分 公開

29日、ミャンマー外務省は公式Facebookで、外国人に対する全ての種類のビザの発給を停止することを発表した。
外務省は20日夜に、3月21日から4月30日まで、全ての外国人に対するEビザと到着ビザの発給の一時停止を発表していた。
今回の発表で、ミャンマーへの渡航制限が強化されることになる。
外務省の発表によると、3月29日から以下の渡航制限措置が講じられるという。
①新型コロナウイルス感染症の拡大防止措置として、2020年3月29日〜4月30日まで全ての国籍の外国人に対して、全ての種類のビザの発給を一時停止。
*全ての国籍の外国人に対して、ソーシャルビザを含む全てのビザの発給を一時停止。外交、国連、ミャンマーに就航する航空会社の乗組員は除く。
*二国間協定に基づいて、アセアン諸国を含む外国人に付与されたビザ免除の一時停止。外交は除く。
*外交、国連である者の場合、ミャンマーに入国するには事前に各国のミャンマー大使館や領事館でのビザ取得が必要。また、ミャンマーへ出発する72時間前までに発行された新型コロナウイルス感染症の陰性証明書の提出と到着後の14日間の自宅隔離を義務付け。
*ミャンマーを発着する各航空会社の乗組員は各国のミャンマー大使館や領事館でビザ取得が可能。ミャンマー運輸通信省の最新のガイドラインに従うことが要求される。
②緊急かつ公式任務またはやむを得ない事情でミャンマーに入国する必要がある場合は、最寄りのミャンマー大使館や領事館などで、渡航制限の例外に関して問い合わせすることが可能。
新型コロナウイルス感染症をめぐっては、在ミャンマー日本大使館が3月24日、ミャンマーと日本を結ぶ直行便の減便が続いていることや、周辺諸国を経由しての帰国が困難なこと、ミャンマーの医療機関の施設や受入体制が日本より十分とは言えないことを理由に、早期帰国を呼びかけていた。
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