ミャンマー:欧州・イランの5カ国対象に入国制限、14日間の隔離か入国拒否

社会 社会 2020年03月16日 00時00分 公開


ミャンマー:欧州・イランの5カ国対象に入国制限、14日間の隔離か入国拒否

<写真:ミャンマータイムズ紙>

 

ミャンマー旅行業協会によると、ミャンマー政府は新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中心とされているイタリア、ドイツ、フランス、スペイン、イランからの渡航者を対象に、入国時に隔離を行うか、入国を拒否する措置を実施するという。

ミャンマータイムズ紙が報じた。

 

ミャンマー旅行業協会は、政府が欧州とイランの5カ国を対象に、隔離措置や入国拒否を実施する準備をしていると認め、今後、より多くの国が入国制限の対象になるだろうと話した。

 

ミャンマーでの旅行を手配する旅行会社によると、15日(日)にはヤンゴン国際空港で、スペイン、フランス、ドイツとその他欧州からの旅行者20名が隔離措置を拒否し、入国を拒否されたという。

 

ミャンマー旅行業協会のAung Tun Lin会長は、ミャンマー政府は新型コロナウイルスの感染が拡大している15ヵ国を対象に入国制限を実施するだろうと話した。

 

現在のところ、ミャンマー政府は入国制限の対象となる国を発表していない。

しかし、すでにイギリス外務省はミャンマー政府はフランス、イタリア、イラン、ドイツ、アメリカ、中国、韓国への渡航歴のある全ての渡航者に対して入国制限が実施するとしている。

また、在ミャンマーフランス大使館は在留邦人に対して、フランス国民がミャンマー政府に入国を拒否された事例があったことを伝える案内を発出している。

 

※この記事は各ニュースソースを参考に編集・制作しています。

 

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