ミャンマーで日本人医師による肝移植実施へ
生活 2019年09月12日 00時00分 公開

9月11日(水)、ヤンゴン小児病院の広報は今月下旬にミャンマー人医師と日本人医師によって2人の子供の肝移植が行われる予定だと発表した。
ヤンゴン小児病院のSu Su Dwe院長によると、今回の国内での肝移植手術は2回目と3回目で、健康・スポーツ省によって承認されているという。
「9月27日もしくは28日に1回目の手術が行われ、その2日後に2回目の手術が行われる」とSu Su Dwe局長は述べた。
1人目の患者は1歳の肝炎がんを患った少年で、母親から肝臓が移植されるという。
2人目の患者も1歳の胆道閉鎖症を患った少年で、母親から肝臓が移植される予定だ。患者はどちらもヤンゴン出身だ。
「息子の命を助けてくれる病院や関係者、手術のための資金援助者に感謝している」と患者の母親のうちの1人が述べた。
The Lin Thant Metta小児がん基金、Daw Mya Mya Winグループ、Daw Nwe Ni Khine 、Yin Myat Thu一家は計5730万チャット(約400万円)を手術費として寄付した。
病院関係者によると、手術費は合計で2500万チャット(約176万円)だという。
活動支援を行っているのは、健康スポーツ省とNGO組織「ジャパン ハート」だ。
日本人外科医チームは九州大学の田口智章医師をリーダーとして構成されている。
ミャンマー国内で初の肝移植手術は3月17日に行われ、手術は成功した。
出典:mmtimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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