国内金価格、最高値を記録

社会 社会 2019年08月28日 00時00分 公開


国内金価格、最高値を記録

国内金価格は米中貿易摩擦の影響で国内最高値である1ティカル(約15g)あたり124万1700チャット(約8万6400円)を記録した。これは、先週より1%、4月18日より18%上昇している。
 

 

8月23日、中国は750億ドル(約7兆9000億円)相当の米国からの輸入品に対し、今月初旬に課せられた関税に加えてさらに10%の関税を課すことを発表した。

 

同日、アメリカは10月1日以降、制裁関税を既存の25%から30%へ引き上げる方針を発表した。また、9月1日以降に予定している制裁関税は当初10%で発動する予定であったが、15%に引き上げる方針を発表した。

 

緊張状態と将来の不確実性からビジネスマンや投資家はドルをより避難通貨と認識しており、ドル高は強まるばかりだ。
 

 

米中貿易摩擦の影響により金価格は世界的に上昇しており、4月は1ティカルあたり105万Ks(約7万3000円)だった国内金価格も18%上昇した。
 

 

世界市場における通貨の不確実性の高まりから、投資家らは金購入に資金を投入し始めており、金価格は1オンスあたり1500ドル(約15万8000円)以上で取引されている。

 

ミャンマー金協議会(Myanmar Gold Entrepreneurs Association)は、金価格は現在の価格で留まらず、今後数ヶ月で米ドルが下落すれば、金の価格も軟化するだろうと述べた。

 

また、同協会のU Kyaw Win議長は国内の金価格は需要の低さによってバランスが取られると予想しており、「金価格が高騰しているため、取引はほとんど行われていない」と述べた。

 

出典:mmtimes

[© poste-mm.com 2018-2025 All Rights Reserved.]
※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
POSTE LINE