洪水対策費は約6億円必要か

生活 生活 2019年08月27日 00時00分 公開


洪水対策費は約6億円必要か

農業畜産灌漑省の情報によると、農地の洪水を防ぐために小川の入り江や溝を修復する必要があり、総工費は90億チャット(約6億円)以上に及ぶという。
 

 

農業畜産灌漑省のU Myo Tint Tun次官によると、沈泥した入り江や溝は川の水位を上昇させる恐れがあるため、農業畜産灌漑省は修復作業にあたる予定だという。

 

8月23日(金)時点で、55万エーカー以上の農地が水没しており、7万9000エーカー以上の農地が洪水の被害を受けている。

 

約1万エーカー以上の農地では既に作物の植え替えが行われており、被害を受けた土地で農業を続けるかどうかは農家に委ねられている。

 

U Myo Tint Tun次官は「作物の苗が植えられた後に洪水の被害を受けた者もいれば、収穫の時期が近付いていた際に洪水の被害を受けた者もいる。被害状況はさまざまなので、今回の洪水による損失額を計算することは難しい」と述べた。
 

 

同氏は「農家が希望する場合、農業畜産灌漑省は米の苗を農家に配給する予定だ」と続けた。

 

同氏によると、サガイン、バゴー、マグウェ、ヤンゴン、エーヤワディーは毎年洪水による影響を受けているので、排水路を新たに25個増やす計画も立てられているという。

 

排水路改良プロジェクトは来年から施行される予定であり、農業畜産灌漑省が計画している全てのプロジェクトは人民院に一度提出される。

同氏は「入り江と溝が改善されれば、洪水による被害は劇的に減少するだろう」と述べた。
 

 

農業畜産灌漑省によると、昨年8月には約120万エーカーの土地が水没し、40万エーカーの土地が洪水の被害を受けたという。

 

出典:mmtimes

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