ミャンマーで洪水発生、2000人に被害か
生活 2019年08月08日 00時00分 公開

災害管理局の情報によると、ミャンマーで発生した洪水の影響で、2000人以上が避難を余儀なくされており、一部の学校は一時休校になっているという。
カイン、モン、ラカイン、タニンタリ、バゴー、エーヤワディなどの地域は特に被害が大きいという。
「8月6日までで洪水の被害にあったのは約2万6400人にのぼっている。食糧やその他の緊急物資を災害地域に届けると共に、被害を遭った人の人数を集計する」と同局の役員は述べた。
過去数日間、豪雨が続いたことで河川の水位が上昇し、全国的に洪水の被害が発生している。
ミャンマー気象水文局の調査によると、低圧地域であるベンガル湾北部において低気圧の威力が強まったという。
天気予報では、低気圧の中心部の風速は時速72kmとされている。
災害管理局の情報によると、低気圧がミャンマーに向かっていない際でも国内の一部に被害を及ぼす可能性があるという。
今回の低気圧は強化体制(CODE:YELLOW/コード・イエロー)に指定されており、24時間以内に深刻化する恐れがあるという。
モンスーンが開始して以来、9つの地域と州で推定1万人以上が洪水の被害に遭っている。
災害管理局によると、ミャンマーは毎年7月と8月に降水量が多くなるという。
モンスーンの影響が甚大に及ぶ地域では海上風速は時速73km、波高最大4メートルに達しており、海は荒れ、スコールは頻繁に降り続いている。
低気圧により大雨を伴う強風が予想されており、国民は洪水や地すべりなどへの注意が必要だ。
出典:mmtimes
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※ポステオリジナルニュースは各ニュースソースを参考に編集・制作しています。
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