ミャンマーの遺跡都市バガン、世界遺産に登録決定

社会 社会 2019年07月07日


ミャンマーの遺跡都市バガン、世界遺産に登録決定

最初に世界遺産を目指してから約25年を経て、ついに、ミャンマーの遺跡都市バガンが世界遺産に登録された。

 


(2015年2月13日、人々が古代都市バガンのシュエサンドー・パゴダの頂上から夕日を見るために待っている様子)
 

世界遺産の登録は11世紀〜13世紀にかけて建設された3500以上の仏塔、寺院、修道院、その他の建造物を含む遺跡の重要性を認識した上で決定された。バガンの世界遺産登録で、ミャンマー観光産業は大きな恩恵を受けることが期待されている。
 

世界遺産リストに登録を求めるミャンマーの提案はアゼルバイジャンの首都バクー市で開催されたユネスコ世界遺産委員会の会議で承認された。
 

国際記念物遺跡会議はミャンマーが寺院周辺のホテルや観光業の発展による影響を軽減するために新たな遺産法を受け入れ、計画を立案したことを明らかにしている。
 

さらに国際記念物遺跡会議によるとミャンマーは、バガンが歴史的意義のため継続的な仏教崇拝の場所として重要であるとに注目し「不適切な保全介入」における考え方を覆したとされている。

 

バガンは1995年に初めて世界遺産の登録を申請したが、当時、国を支配していた軍事政権は復元に関する専門家の助言を無視したとし非難され、登録が否決された。
 

2016年に発生したマグニチュード6.8の地震では200近くの寺院が被害を受け、古代建造物も被害を受けた。
 

2011年にミャンマーが軍事政権から民主政権への移行を進めて以来、世界遺産登録に向けた取り組みを行なっていた。
 

ミャンマー代表団を代表し外交官のKyaw Zeya氏は「バガンは1000年以上もの間、多くの課題に耐えてきた遺産だ」世界遺産委員会バクー会議で述べた。
 

同氏は「我々は世界遺産に指定されたこと嬉しく思う。今後もバガンを1000年維持できるよう保全と管理に向け努力を続けていく」と述べた。
 

出典:REUTRS

 

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