外務省、李亮喜国連特別報告者の入国拒否を継続へ
社会 2019年01月24日 00時00分 公開

<2018年3月、ミャンマーの人権問題を担当する国連特別報告者の李亮喜氏がジュネーブで記者会見を行う様子(写真提供:EPA)>
1月14日(月)、外務省は国連特別報告者の李亮喜氏からのミャンマー国内入国に関する要請を政府が拒否したと発表した。
外務省のU Aung Kyaw Zan副常任秘書はミャンマー人が李亮喜氏を敵対視しているため、政府は入国を今後も認可しないだろうと述べた。
同氏は李亮喜氏の発言は独立性や均衡性、公平性、正確性に欠けているため、彼女の任期が終了するまでミャンマーへの入国が今後も禁止されるだろうと述べた。
国際連合人権委員会によるミャンマー国内の人権問題の調査のため、李亮喜氏は1月24日まで、タイとバングラデシュを訪問している。
同氏は1月15日にタイへと到着し、19日にバングラデシュへと移動し、ダッカの Cox’s Bazarにある難民キャンプを訪問した。国連は、同氏がBhashan Char島も訪問するとの声明を発表している。
「ミャンマー政府との交渉を模索しており、今後も人権問題に関する監視を続けていくつもりだ。今後もミャンマー人との面会を続け、国内外で生じている人権問題についての情報を引き続き発信をしていく予定だ」との声明を同氏は発表した。
地元住民や国内NGO団体が人権問題に関する同氏の調査に不満を露わにしているため、2017年の12月より同氏は入国を拒否され、国内での国際連合人権委員会の調査活動も禁止されている。
ミャンマー政府は国際連合安全保障理事会に対し、客観性に欠けることを理由に、担当を李亮喜氏から交代するように要請した。
外務省のU Myint Thu常任秘書も同氏に対し、行動規範に違反しているとして非難しているという。
人権保護委員会のU Aung Zaw Oo代表は政府に対し、国内での人権問題を隠蔽しないほか、李亮喜氏のミャンマー国内での調査活動も認可するように要請したという。
「政府は寛容的な態度を示し、調査活動の継続を容認すべきだ」と同氏は述べた。
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