ヤンゴン市開発委員会、野犬数管理に向け雌犬の避妊手術を実施

社会 社会 2019年01月09日


ヤンゴン市開発委員会、野犬数管理に向け雌犬の避妊手術を実施

<ヤンゴン市開発委員会は野犬数の管理を行うため、雌犬の避妊手術を行うことを計画しているという(写真提供:The Myanmar Times)>

 

 

ヤンゴン市開発委員会はヤンゴン地域の野犬の数を調整するため、雌犬の避妊手術を行う予定だと獣医部門の上級職員は述べた。

 

 

The Myanmar Times社の取材に対し、ヤンゴン市開発委員会獣医部門で副代表を務めるLwin Min Soe医師は「我々は同計画をできるだけ早く進めなくてはならない。今年の第一四半期が終了するまでに我々は計画を実行に移すことを目標としている」と述べたという。

 

 

現在、ヤンゴン市開発委員会は予算の範囲内で野犬の避妊や去勢手術を行なっている。同委員会は2014年に野犬の避妊手術を開始した。

 

 

ヤンゴン市開発委員会がヤンゴン市内の野犬の数を減らすための他の対策としては、有毒食物の摂取や、シェルターへ凶暴な犬の収容、里親探しなどを行なっている。対策を講じているにも関わらず、特に都市部では野犬の数が増加しているという。

 

 

「犬の個体数を制御する際に問題となることのひとつは雌犬が出産する子犬の数だ。雌犬の避妊手術を行うことは、雄犬に去勢手術を行うよりも個体数を制御するうえでは効果的だ」とミャンマー獣医協会で書記長を務めるSoe Minn医師は述べた。

 

 

公衆衛生局中央疫学部門の統計によると、2017年、ヤンゴンで合計3万5839人が犬に噛まれ、治療を行なったという。

 

 

ヤンゴン総合病院は昨年10月の咬傷事故件数は合計1394件であり、過去3年間で最大だったという。昨年、咬傷事故件が顕著に増加した時期もあり、3月には1079件、9月には1152件となった。

 

 

同病院は咬傷事故で緊急搬送されてくる人は1日に平均50人〜70人だという。

 

 

昨年、1月から10月にかけて合計8629人が犬の咬傷事故の被害に遭い、被害者の多くはDala地区の貧困層であった。ヤンゴン総合病院によると、昨年は10月までに狂犬病により25人が死亡したという。

 

 

ヤンゴンの野犬問題は政府や動物保護団体によって数十年前から様々な対策が取られてきている。

 

 

様々な非政府組織や動物保護団体の推測によると、ヤンゴンにおける野犬の数は20万匹前後だという。

 

 

出典:mmtimes

 

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